屋根工事の種類

屋根葺き直し工事

 屋根葺き直し工事は一旦屋根材(瓦や天然スレート)を取り外し、防水紙や野地板の交換、補修を行ってから再度既存の屋根材を再利用し屋根を葺き直す工事です。屋根葺き替え工事と工程はほぼ同じになりますが、既存の屋根材を再利用するという点が大きく異なる点です。再利用するということから基本的には耐用年数の長い屋根材、瓦屋天然スレート葺きの屋根に限定される工事です。環境負荷が低くエコな屋根リフォームです。
 互屋根はご存知の通り耐用年数がおおよそ60年以上はありますが、なぜ葺き直し工事を行う必要があるのか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。先程の記述したように瓦屋根の下、防水紙や周辺の建材は瓦のように耐用年数が高くはありません、したがって経年や雨漏りにって木材の腐食や劣化が進んでしまう場合には、一度屋根材を退けて下地の補修を行う必要があります。こういった場合に屋根葺き直し工事を行う必要があるのです。
 互屋根は耐用年数が長く塗装によるメンテナンスが不要の為屋根のメンテナンスがいらないと思われがちですが、実際は定期的に屋根の点検を行い雨漏り等防止することが必要です。 定期的な点検とメンテナンスをおこなうように心がけましょう。

屋根葺き直しの様子